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にっぽん応援ツーリング2024 ​地域交流イベント
Vol.01「宮城県七ヶ宿町でかまどごはんを炊こう!」開催しました!
にっぽん応援ツーリング2024では「つながるバイク旅」というテーマを具現化する試みとして、いくつかの「地域交流イベント」を開催予定です。
​5月11日にその第一弾となるイベント「宮城県七ヶ宿町でかまどご飯を炊こう!」を実施したので、そのレポートをお届けします。
会場の風景3.JPG
こちらが今回の会場となった七ヶ宿くらし研究所。築130年の古民家を改装したもので、地域定住促進を目的とした移住支援センターとして利用されており、「くらけんCAFE」が併設されています。
集合写真-4.JPG
当日の七ヶ宿町は、青空と新緑がまぶしい絶好のツーリング日和。今回は県の内外から10名のライダーにご参加いただきました。
今回のイベントを進行してくれたのは七ヶ宿に定住7年目という、七ヶ宿くらし研究所の斉藤英一郎さん。遥々やって来るライダーの心意気に応えるため、愛車のホンダ CB400SBで来てくれました。
今日の食材-七ヶ宿源流米-七ヶ宿産の山菜と菜っ葉の漬物.JPG

お米は市場に大量には流通していないという現地米「七ヶ宿源流米」を使用します。おかずは地域野菜のお漬物。今回は地域山菜を使った山菜ご飯を炊き上げます。

はじめの説明-2_edited_edited.jpg

最初に手順の説明。「手間いらずの電気炊飯器とかまどの決定的な違いは、五感を要することです。パチパチと薪のはぜる音。煙のにおい。炎の色…。それらを見聞きしながら火力を調節し、蒸気がシューっと音を立てれば、それが火を止める合図です。今回使用する一升の釜では、15分炊いて15分蒸らすのが目安ですが、電気炊飯器と異なり、その時その時によって15分だったり18分だったりとこの辺の頃合いを計っていくのもかまどならではの楽しさです」

新聞を入れて火をつけて少量の薪をくべて様子を見ます_edited.jpg

手際よく釜に火を入れる様子。「薪が少ないと思うかもしれませんが、アウトドアの飯盒などとは違い、釜は外気の影響を受けにくいため、熱効率が良く、少量の薪でご飯を炊くことができます。」


こうしたことも新たな発見、参加者の間から「ほぉ~」と歓声が上がりました。

「昔の人は火を安定させた後はおかずを作るなど、炊きあがるまでの時間を上手く使っていました」

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ご飯が炊きあがるまでの間は自己紹介タイム。
2名が関東からのご参加。ほか8名は福島や宮城県内からのご参加でした。愛車のお話、お住まいの地域のお話、多くの方がSSTRの他JRF関連のイベントに複数回ご参加の経験があり、その中で様々なボランティアを経験されていたり、またある方はイベントを立ち上げられていたりと、色々なお話を伺うことができた自己紹介タイムとなりました。

こうしてごはんも炊きあがり、いよいよお釜をご開帳。

「待ってました!」とばかりに、全員がスマホを構えでお釜を取り囲むなか、ふたを開けると、ふんわりとした湯気と共にまろやかな香りが広がり、自己紹介では硬かったみんなの表情も、まるで絵文字のようなニコニコ顔に。早速全員で配膳に取り掛かりました。

出来たお釜をみんなが撮影2_edited.jpg
みんなで配膳3_edited.jpg
お釜の中身_edited.jpg
実食4-反転2_edited.jpg

お味噌汁の具は、お隣の山形で旬だというなめこ。素朴ながらも羽州の味のオーケストラです。

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実食2.JPG
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美味さで会話も弾み、多くのライダーがお代わりをして、あっという間にお釜が空になりました。

 

食後のアンケートでは多くのライダーが「自然豊かな田舎の雰囲気が最高だった」「交流しながらこうした活動ができて良かった」「またこうしたイベントをしたもらいたい」等の感想を多くいただき、これらの言葉に所長の斉藤さんは大いにお喜びでした。

そして最後は、記念撮影。

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体験会はこれにて終了でしたが、その後もしばらくバイク談議に花が咲き続けます。

耳を澄ますと、SNSで挙げられた参加者の活動を称える話や、自身で主催するバイクミーティングやボランティアイベントの話。中でも、「普段SSTRには実家の志賀町に帰省がてら参加しているが、中々現地に行けず心配だ」と話すライダーが、先日千里浜で行われたキックオフに参加してきたというライダーに様子を聞いている姿が印象的で、様々な意味で

「つながるツーリング」のミッションを果たせた地域交流イベントとなりました。

「街道」の文化をより多くの人々に

会場前の街道は、仙台と山形、更には新潟へと通じる国道113号線。

蔵王スカイバレーとのアクセスも良く、東北南部周遊ライダーたちご用達のツーリングルートで、宮城・山形・上越といったナンバーのバイクたちが実に気持ちよさそうに駆け抜けて行きます。

斉藤さん曰く、「この町には信号が一つしかなくて、渋滞という言葉とも無縁、だからとても走りやすいんですよ」とのこと。

その言葉通り、走ってみると実に気持ちよくストレスフリーな道でした。

七ヶ宿だけでなく参勤交代で栄えた近隣地域の文化に触れてほしいという斉藤さん.JPG

​イベント終了後、筆者が所長の斉藤さんに「こうした田舎ならではの空気感に、もっと多くの人に体感して欲しいですよね。」とお話を向けると斉藤さんは、

「そうですねぇ、例えばこの辺は芋煮の文化があるのですが、東側は仙台風と言って関東で言うところの豚汁、西側はいわゆる芋煮(醤油だしで牛肉を使ったもの)になるんですよ。つまり、ここは参勤交代の時代から羽州と奥州を結ぶ宿場町として、互いのの文化がうまく融合している地域であり、人をもてなす文化も根付いている土地なんです。

なので、私たちは多くの人々に、七ヶ宿町に限らず、この街道が育んできた文化に触れていただきたいと思っているんです」。

そう穏やかに語る斉藤さんの言葉は、少しの薪でもしっかりと燃える、かまどの炎のようでもありました。

今回会場となった七ヶ宿くらし研究所では、年間を通じて農業体験や植樹体験の他さまざまな催しが企画されていますので、そういったイベントに参加しながら七ヶ宿町を訪ねてみるのも良いでしょう。

七ヶ宿町のイベント等の情報は、七ヶ宿くらし研究所公式ホームページ

​近隣の宿泊施設のご案内
街道の町七ヶ宿は、宮城・山形・福島に県境を接し、新潟へも抜けられる便利なツーリングルートの中心にある町。ここを起点にして宿泊ツーリングを考えるなら、今回の会場からバイクで約3分の距離にある「街道HOSTELおたて」がおすすめです。
こちらは旧湯原小学校を改修した宿泊施設で、本イベントを主催する七ヶ宿くらし研究所が運営する施設。
七ヶ宿町の豊かな味を楽しめて、人工温泉でゆったりと過ごすことができ、校庭や体育館を利用することもできる
が魅力です。


詳しい施設の概要やご予約の方法は、下記のサイトをご覧ください。
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大浴場3-浴槽.JPG
​街道HOSTELおたて
住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町字町裏81
TEL:0224-26-8877
Vol.02は7月6日(土)香川県東かがわ市で開催決定!
​詳細は後ほどご案内します。
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