【日本ミシュランタイヤ サポーターレポート第二弾】雨の日も、高速道路も。ROAD 6がもたらす圧倒的な安心感
- kyasukawa
- 8月29日
- 読了時間: 5分
この記事では、「にっぽん応援ツーリング2025」の強力なパートナーである日本ミシュランタイヤ様によるタイヤサポート企画の第二弾をお届けします。卓越したウェット性能を誇る「MICHELIN ROAD 6」について、雨天での走行に焦点を当てたレポートです。このレポートを通じて、ミシュランタイヤの魅力を肌で感じてみてください。
サポーター紹介

今回レポートいただくのは、ゼッケンナンバー57、澤 和彦さんです。愛車のNinja1000SXで、履き替えてから8月21日までに5,376kmを走行されました。
走行環境
走行エリア: 東北6県、新潟県。高速道路70%、舗装下道30%。
天候・気温: ほとんどは晴天、雨天が2割ほど。半分は30℃以上。
路面: 山形自動車道の登り下り、東北自動車道での高速巡航、そして市街地を含む一般道。雨天時は断続的な土砂降りで、轍には水がたまり、常に排水性やタイヤの安定性が試される状況でした。
装着タイヤ情報
タイヤの紹介:MICHELIN ROAD 6
革新的なテクノロジーで、ウェット路面でのグリップ性能と長寿命を両立した、スポーツツーリングタイヤの新たな基準となる「MICHELIN ROAD 6」。あらゆるコンディションでライダーに安心感と快適な走りを提供します。
「ROAD 6」の詳しいスペックについては、以下のURLでご確認ください。
今回のテーマ:【雨天走行】
それでは、澤 和彦さんの詳細なインプレッションをご紹介します。
はじめに
前回のレポートでは、ドライ路面でのミシュランROAD6とブリヂストンT33の比較感想をお伝えしました。 今回はその続きとして、出発直後から帰宅までほぼ全区間が雨という条件でのインプレッションです。
空気圧は、前回ドライ走行時にフロントタイヤに柔らかさを感じた点を補うため、前輪のみメーカー指定値より+0.1気圧の2.6に設定。縦溝グルービング路面、橋の継ぎ目(鉄ジョイント)、低速コーナー、高速道路、ブレーキングなど、雨天特有のシーンでの挙動をT33との比較も交えてお伝えします。ROAD6で走った感想を、できるだけ率直に記しました。少しでも参考になればうれしいです。
縦溝グルービング路面での安定性

雨天で最も神経を使うのは、濡れたトンネル内のグルービング路面です。溝に沿ってハンドルが細かく揺れる感覚は、まるで「レコードの溝に針を落とした」ようでハンドルの自由が奪われ、最悪の場合転倒につながることもあります。不快なうえに、集中力も大きく削られます。
T33は、安定性はありますが、この感覚がわずかに残り、長時間では疲労につながります。ROAD6ではそうした嫌な感覚がほとんどなく、濡れた路面でも直進の落ち着きが際立ちました。さらにコーナーでもラインを乱されにくく、精神的な余裕をもって走ることができました。
高速道路での安定感
雨の高速道路では、シールドを流れる水滴や前走車の水しぶきが視界を妨げ続けます。そんな状況でもROAD6はドライに近い接地感を維持し、車線変更でも安心して操作できます。
T33も十分に高い安定性を発揮しますが、濡れた路面ではROAD6のほうが「路面を噛んでいる」感触がより明確で、轍を越えるときの挙動もより落ち着いていました。
低速コーナーでの安心感
市街地の交差点やタイトなカーブでは、ROAD6が路面をしっかり押さえ込み、ラインを外さずに旋回できます。前輪を0.1気圧高めにしたことで、交差点手前の継ぎ目や段差で感じていた柔らかさが軽減し、ウェットでも反応がよりシャープになりました。
T33も低速域で不安はありませんが、ROAD6は「しっとり吸い付く」ようなフィーリングで、雨の中でも落ち着いたバンクが可能でした。
橋の継ぎ目(鉄ジョイント)での挙動
橋のジョイントは、雨天で最も緊張する場所のひとつです。T33ではわずかに滑り気味の反応があり、通過時にはバイクを起こすよう意識していました。ROAD6ではその不安感が大幅に軽減され、自然なライントレースのまま越えられる場面が増えました。ただし、濡れたマンホールはどちらのタイヤでも依然として滑りやすく、注意が必要です。
水たまり・轍での挙動
ハイドロプレーニングを避けるため、水たまりや轍では控えめな速度を意識しました。ROAD6はそうした状況でも路面をしっかり押さえ、ハンドルを取られるような挙動もありません。タイヤパターンの排水性と安定した接地が、ライダーに大きな安心感をもたらします。
T33も同条件で問題なく走行できますが、ROAD6のほうが「タイヤが路面を噛み続けている」印象がよりはっきり伝わりました。
ブレーキング性能
雨天走行では急制動を避け、安全マージンを持った操作を心がけています。そのため限界域での比較はできませんが、ROAD6では制動時に不安を感じる場面は皆無でした。制動開始時からタイヤがしっかり路面をとらえ、減速はスムーズ。特にセンターからサイドへ伸びるサイプと深い溝が効率よく水を逃がしている感覚があり、制動中も接地感が途切れることはありません。
T33も雨天時の制動に不安はなく確実に止まれますが、ROAD6のほうが「噛みながら減速する」ようなフィーリングが強く、心理的な安心感は一歩上だと感じました。
まとめ
ROAD6は雨天でも高い安定性と路面追従性を発揮し、特に濡れたグルービングや橋のジョイントでの安心感が印象的でした。T33も総合的に優れた性能を備えていますが、長時間の雨中走行ではROAD6のほうが「掴み続けている」という感触がより長く維持されます。 両者ともツーリングに十分信頼できるタイヤであり、それぞれに異なる魅力があります。ライディングスタイルや求めるフィーリングに応じて選べば、どちらも頼れる相棒になると感じました。
今回紹介したタイヤが気になったら
ウェット路面での確かなグリップ力と安心感を、ぜひあなたの愛車でも体感してみてください。
自分の愛車にぴったりのタイヤを探したいなら
ミシュランの豊富なラインナップから、あなたのライディングスタイルに最適なタイヤを見つけてください。
次回の日本ミシュランタイヤサポーターによるインプレもお楽しみに!
















