ボランティア報告:ライダーたちが共に汗を流し、能登に笑顔を届けた一日
- kyasukawa
- 7月8日
- 読了時間: 3分

7月5日(土)にっぽん応援ツーリングは能登半島地震の被災地支援のため、石川県珠洲市仁江町でボランティア活動を実施しました。
東京、千葉、群馬、兵庫県など各地から総勢11名のにっぽん応援ツーリングライダーが集結し、被災地のために力を尽くしてきました。
未だ支援の手の入っていなかった場所へ
今回の活動場所は、珠洲大谷町から約5キロメートル離れた仁江町。 国道がようやく開通したばかりで、これまでなかなか作業ボランティアが入れていなかった地域です。
私たちが今回お手伝いしたのは、昨年9月の豪雨による土砂崩れで大きな被害を受けたM様宅。 家屋自体に大きな傾きはなかったものの、一階部分は乾いた泥にまみれ、家財道具の全てが運び出せない状態でした。
抜群のチームワークで、作業はあっという間に完了!

初めてのボランティア受け入れとなるM様宅での作業は、家財道具の搬出と廃棄です。 参加者全員で協力し、泥にまみれた家財を一つずつ丁寧に運び出し、分別作業を行いました。 用意していただいた軽トラック2台で災害ゴミ集積場まで何度も往復し、汗を流しました。

M様は当初、作業に数日を要すると見積もっていましたが、ボランティア参加者が互いに声を掛け合い、息の合ったチームワークを発揮することによって、予想をはるかに上回るスピードでその日のうちに完了。 午後には家の中は空っぽになり、参加者全員で大きな達成感を分かち合いました。

地元の方々との温かい交流と、忘れられない「最高のサザエ」
お昼休憩は、仁江集会所で各自持参のお弁当を広げ、集まっていた地元の方々との温かい交流の時間を持ちました。
被災地の生の声に触れ、私たちの活動の意義を改めて感じることができました。

作業が終わりに近づいた頃、家主のM様が目の前の海で獲れたばかりの新鮮なサザエをたくさん焼いてくださいました。 磯臭さが全くなく、旨味が凝縮されたサザエの美味しさに、参加者からは歓声が上がりました。 「味噌焼きの作り方教えてください!」と尋ねる声も飛び交い、全員が笑顔でその恵みをいただきました。
M様からは「数年後に家を再建した際には、ぜひBBQをしに来てください」と、心温まる感謝の言葉をいただきました。

「走る喜び」を「社会の喜び」へ
怪我もなく無事に作業を終え、小さくとも被災地のニーズに応えることができた今回の活動。 参加者それぞれが大きな達成感を胸に、笑顔で帰路につきました。
今回の活動を通して、参加者一人ひとりの力が集まることで、どれだけ大きな支援に繋がるかを改めて実感しました。
そして何よりも、被災された方々の笑顔に触れることができたのは、私たちにとって最大の喜びです。
「私たちの走る喜びを、社会の喜びに変える」。 このスローガンのもと、私たちはバイクで培った行動力と仲間との絆を力に変え、これからも被災地の復興に貢献していきます。
次回のボランティアは9月中旬予定! 能登で共に活動しませんか?

「誰かのために何かしたい」「被災地のために力になりたい」そう考えているあなた。
ぜひ私たちと一緒に、次回のボランティアに参加しませんか?
次回は9月13日(土)〜15日(月・祝)頃に、再び能登でのボランティア活動を予定しています(詳細未定)。
詳細が決まり次第、改めてウェブサイトでお知らせいたします。
にっぽん応援ツーリングライダーの皆様のご参加を心よりお待ちしております!
一緒に汗を流し、被災地に笑顔を届けましょう!


