【日本ミシュランタイヤ サポーターレポート第一弾】 CRF1000L Africa Twin DCTで実感!「ANAKEE ADVENTURE」の"ねっとり"グリップ感
- kyasukawa
- 8月8日
- 読了時間: 5分
この記事では、「にっぽん応援ツーリング」の強力なパートナーである日本ミシュランタイヤ様によるタイヤサポート企画の第一弾をお届けします。今回は、ゼッケンナンバー25の湯浅憲二さんが、愛車CRF1000L Africa Twin DCTにミシュランのトレールタイヤ「ANAKEE ADVENTURE」を装着。中部・四国地方を中心に、5,500kmを超えるオンロードメインの走行で徹底的にインプレッションしました。特に印象的だったという「ねっとり」としたグリップ感の正体に迫ります。
サポーター紹介

ゼッケンナンバー | 名前 | 車両情報 | 履き替えてから7/21までの走行距離 |
25 | 湯浅憲二さん | CRF1000L Africa Twin DCT | 5,567km |
今回レポートいただくのは、ゼッケンナンバー25、湯浅憲二さんです。愛車のCRF1000L Africa Twin DCTで、履き替えてから7月21日までに5,567Kmを走行されました。
走行エリア:
中部、四国を中心に、関西・中国地方も走行。ほぼ舗装路を走られ、未舗装路は工事区間や高原のカフェの駐車場程度とのことです。
装着タイヤ情報
前輪(Front) MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 90/90-21 54H | 210 kPa (車両指定空気圧 225 kPa) |
後輪(Rear) MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 150/70R18 70H | 280 kPa (車両指定空気圧 280 kPa) |
タイヤの紹介:MICHELIN ANAKEE WILD
今回のインプレッション対象は、ミシュランのトレールタイヤ「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE」です。オンロードでの安定性とオフロードでの走破性を両立した、アドベンチャーバイクに最適なモデルです。
「ANAKEE ADVENTURE」の詳しいスペックについては、以下のURLでご確認ください。
今回のテーマ:【今回提供を受けたタイヤの第一印象】
それでは、湯浅憲二さんの詳細なインプレッションをご紹介します。
【はじめに】
CRF1000L Africa Twin DCTにミシュランのANAKEE ADVENTUREを装着。走行条件はほぼオンロード主体で、高速巡航から峠道、街乗り、長距離ツーリングまで幅広く活用しています。
これまで使用していたタイヤはSHINKO E705。交換にあたり、多くのライダーから高評価を得ているアナキーアドベンチャーに興味を持ちモニター応募しました。
【見た目・第一印象】
トレッドパターンはブロックの高さが控えめで、大人しい印象を受けます。
サイドウォールを含め全体的に柔らかく、成形の丁寧さが伝わる造り。バリなども見られず、品質の高さを感じさせます。
1.走行インプレッション
(1)オンロード(舗装路)
①取り回し
驚くほど軽く、重量級のアフリカツイン ブロックが引っ掛かり動き出しが重くなりがちですが、その感じがなくスムーズに扱えてびっくりです。
②ハンドリング
軽快で思った通りのライン取りが可能。低速・中速域でも手放し走行時にシミー現象は発生せず、高い安定性を感じます。
③コーナリング
バンク時も引っ掛かるような感覚はなく、ブロックパターンにも関わらず安心して寝かせられる印象です。
④グリップ力(ドライ/ウェット)
路面を“ねっとり”と捉える感覚があり、急制動時でもしっかりと食いついてくれます。タイヤが滑ってABSに介入されることなく、制動力にも貢献されて安心感は抜群です。
⑤高速巡航時の直進安定性/振動
直進安定性は高く、車体のブレも感じません。やや高音のノイズが発生する場面はあるものの、耳障りではなく許容範囲です。
⑥縦溝/橋梁継ぎ目通過時の安定性
バイクの天敵である縦溝、橋梁の継ぎ目(継ぎ目の大きな大鳴門橋、淡路海峡大橋)にもブレることなく、その存在すら感じさせないぐらいに安定して通過できます。
(2)オフロード性能(未舗装路・草原)
フルパニア+荷物満載という厳しい条件で突然の未舗装路に進入した際でも、フロントの方向安定性は良好。
フロント荷重が抜け気味の状態でも、砂利道でハンドルを取られることなく不安感なく走行できました。ブロックパターンタイヤとして十分な性能だと感じます。
(3) 振動・ノイズ
アスファルト上でのノイズは若干高音域が気になるものの、決して不快ではなく、高速巡航時も快適性を損ないません。
(4) 乗り心地と疲労感
素直なハンドリングと柔らかい乗り味で、長距離走行でも疲労が少なく、快適にツーリングを楽しめます。街乗りでも扱いやすさが光ります。
2.耐久性・摩耗の様子
現在のところ目立った偏摩耗は確認されず、均一な減り方。
タイヤの消耗具合から推測すると、ライフはおおよそ15,000km程度と見込まれます。
ほとんどの走行がフルパニア状態であることが消耗を速めているかもです。
3.他タイヤとの比較
以前使用していたSHINKO E705と比較すると、ANAKEE ADVENTUREはグリップ力に優れ、「ねっとり」とした路面追従性が印象的です。
弱点は特に見当たりませんが、あえて挙げるなら価格面。高性能ゆえ、やや高価なのが唯一のネックかもしれません。
4.まとめ・おすすめポイント
多くのアフリカツイン乗りに支持され、リピートされる理由は、やはりこの「ねっとりとしたグリップ感」と「素直で軽快なハンドリング」だと実感しました。
フルパニアで荷物満載時に起きがちなフロントの接地感不足も、このタイヤの高いグリップ性能がしっかりとカバーしてくれている様に思います。
荷物満載ツーリングでも安心感を提供してくれる、非常にバランスの取れた1本だと思います。
今回紹介したタイヤが気になったら
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次回の日本ミシュランタイヤサポーターによるインプレもお楽しみに!



















