16,000km超の冒険を支えた信頼の証!ANAKEE ADVENTURE 総括レポート【最終回】
- Shinji kazama office
- 4 日前
- 読了時間: 5分
日本ミシュランタイヤ様が「にっぽん応援ツーリング2025」参加者の皆様の安全で快適なライディングをサポート!その信頼の証として、今回ミシュランタイヤをご提供いただいたサポーターの方からのインプレッションレポートをお届けします。
最終回は、アドベンチャータイヤ「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE」について、16,000km超を走破した上での総合評価レポートです。
このレポートを通じて、ミシュランタイヤの魅力を肌で感じてみてください。
サポーター紹介

ゼッケンナンバー | 名前 | 車両情報 | 履き替えてから10/13までの走行距離 |
25 | 湯浅憲二さん | CRF1000L Africa Twin DCT(写真右の赤い車両) | 16,743km |
今回レポートいただくのは、ゼッケンナンバー25、湯浅憲二さんです。愛車のCRF1000L Africa Twin DCTで、履き替えてから10月13日までに16,743kmを走行されました。
天候・気温:
ロングツーリングおよび高速道路移動を中心に、雨天・乾燥・舗装路・ワインディングなど幅広い条件で走行されました。
装着タイヤ情報
前輪(Front) MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 90/90-21 54H | 210 kPa (車両指定空気圧 225 kPa) |
後輪(Rear) MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 150/70R18 70H | 280 kPa (車両指定空気圧 280 kPa) |
タイヤの紹介:MICHELIN ANAKEE ADVENTURE
今回のインプレッション対象は、ミシュランのトレールタイヤ「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE」。オンロードでの安定性とオフロードでの走破性を両立した、アドベンチャーバイクに最適なモデルです。長距離ツーリングでの安定性とウェット性能を両立し、ライダーの冒険心を掻き立てます。
「ANAKEE ADVENTURE」の詳しいスペックについては、以下のURLでご確認ください。
今回のテーマ:【トータルインプレッション(総括)】
それでは、湯浅憲二さんの詳細なインプレッションをご紹介します。
1. 装着からの走行概要
装着時期:2025年6月末(車検整備時に交換)
走行エリア:
九州・沖縄地方以外のエリアを500km以上、エリアによっては1,000km以上くまなく走行されました。
参考走行ルート:
長野ツーリング(慣らし)
北海道 根室十景スタンプラリー
ノーザンFanラリー
東北〜関西「にっぽん応援ツーリング」
日本三霊山ラリー
累計走行距離:16,743km
2. 日本三霊山ラリーにおける走行印象(雨天時)
日本三霊山ラリー出発時点のタイヤ走行距離:14,700 km
ラリー初日は雨天で、高速道路主体の移動となりました。
摩耗が進んだ状態でもグリップの低下は少なく、走行は安定していました。
一方で、摩耗進行に伴う変摩耗が顕著となり、ハンドルおよび後輪に少しブレ(振動)を感じるようになりました。特に高速巡航では快適性が大きく低下しました。
【変摩耗発生の目安】
フロント:10,000 km経過付近からハンドルを離すとブレを感じるようになります。
リア:13,000 km経過付近から振動を感じ始めます。
3. ドライ路面での性能
乾燥路面では15,000 kmを超えても大きな性能低下は見られませんでした。
グリップ性能は高く、ワインディングでも安心感があります。
ブロック系タイヤにありがちな「引っかかり」も少なく、素直なハンドリングが最後まで維持されました。
ロングツーリングでの安定感は非常に高いです。
4. ウェット路面での挙動
橋梁の継ぎ目やマンホールなど滑りやすい箇所では「ズリッ」と滑る感覚が顕著になりました。
初期性能が高い分、この滑りが強く印象に残ります。
濡れた白線や鉄板上では特に注意が必要となる走行距離帯だと感じました。
5. 評価一覧(16,743 km使用後)
項目 | 評価・印象 |
グリップ(ドライ) | ★★★★★ 高い安定感を長距離にわたり維持 |
グリップ(ウェット) | ★★★★ 15,000 km以降は滑り感が顕著 |
ハンドリング | ★★★★ 軽快で素直、変摩耗により後半にブレ発生 |
耐摩耗性 | ★★★ 1万km以降の変摩耗が課題 |
快適性 | ★★★ 後半は振動増加により低下 |
ロングツーリング適性 | ★★★★★ 高速・長距離移動に強く、信頼感が高い |
6. 総括
ANAKEE ADVENTUREは長距離アドベンチャーツーリングに非常に適したタイヤであると感じました。
約15,000 kmを超える距離でもドライ性能は安定しており、安心して走行を続けられました。
一方で、変摩耗によるブレや振動の発生により快適性が低下するため、実用的な交換目安は13,000〜15,000 km付近かなと感じました。(フル装備で車重300Kg近い私のアフリカツインの場合です)
また、ウェット路面では後半になると滑りやすい箇所でのグリップ感が弱まり、特に橋梁継ぎ目やマンホールなどでは注意が必要になります。
性能自体は高く、ラリーを含む長距離移動でも十分な信頼性を発揮しますが、交換タイミングの見極めが快適性維持のポイントとなります。
7. コメント
16,743 km、北から南まで走ってきましたが、グリップが落ちない安心感は素晴らしいです。ただ15,000 kmを超えたあたりからは“性能の限界”ではなく“快適性の限界”が先に来る印象でした。ロングツーリングの相棒として信頼できるタイヤです。
今回紹介したタイヤが気になったら
16,000kmを超える過酷なロングツーリングで信頼性を証明したANAKEE ADVENTUREの真価を、ぜひご自身の愛車でも体感してみてください。
MICHELIN ANAKEE ADVENTURE 製品ページはこちら!
自分の愛車にぴったりのタイヤを探したいなら
ミシュランの豊富なラインナップから、あなたのライディングスタイルに最適なタイヤを見つけてください。
日本シュランタイヤと共に走る「にっぽん応援ツーリング」は、これからも皆さまの挑戦を応援し続けます!














